こざわ犬猫病院

犬・猫の糖尿病

犬・猫の糖尿病 について

どんな病気!

インスリンの働きが弱まることによって様々な不調が引き起こされる病気です。尿中でブドウ糖が検出されるため糖尿病と呼ばれています。

症状は?

白内障目の水晶体と呼ばれる部分が、正常な状態の透明から一部もしくは全部が白く濁ってしまう病気です。
目の偏食の他には、柱や壁によくぶつかるなどの症状が見られます。
体重の減少
インスリンが不足した影響でエネルギーを体に蓄えることができないため、体重が減っていきます。
食欲増加または食欲不振
エネルギーを蓄えられないため、食欲が増加します。ネコちゃんの場合は、食欲不振になることもあります。
下痢や嘔吐
症状が進行すると、血液中にケトン体と呼ばれる有害物質が増えることで、血液が酸性になり、下痢や嘔吐を引き起こします。

原因は?

糖尿病の原因には、膵臓から分泌されるインスリンの不足や、インスリンに対する体の反応が悪くなることが挙げられます。
さらに、食べ過ぎや運動不足によって糖尿病を発症するケースも多いです。

治療方法は?

血糖値をコントロールすることを主目的とした治療を行います。
診察の上、基本的にはインスリンの投与をします。他には、運動や食事療法などの生活習慣の改善。
下痢や嘔吐をしている場合は、薬の投与や点滴などを行います。

まとめ

糖尿病は、人間と同じで生活習慣によって引き起こされる病気です。
ワンちゃん・ネコちゃんの年齢や体調に合わせた食事を心がけましょう。また、お散歩などの定期的な運動も重要です。
もしも糖尿病の症状が見られたら、お早めに動物病院にご相談ください。病気の早期発見はワンちゃん・ネコちゃんの命を守ることに繋がります。

 

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