こざわ犬猫病院

犬・猫のマイクロチップ

犬・猫のマイクロチップ について

マイクロチップとは?

マイクロチップとは、直径約1~2㎜、長さ約8~12㎜の円筒状で、表面は生体適合ガラスやポリマーのカプセルで積まれた小さな電子標識器具です。
マイクロチップには個体識別番号が標識されています。
マイクロチップを装着した動物と、オーナーのデータは、日本中医師会のデータベースで管理されており、個体識別番号を読み取ることで即座に動物とオーナーを結びつけることができます。
迷子になった際や、災害の際には、動物とオーナーを結びつける役割を果たします。マイクロチップ自体は電源を必要としないため、電池の交換は必要なく、一度動物の体内に装着されれば一生交換する必要はありません。

安全性について

安全性については、様々な臨床試験が行われて証明されています。
日本獣医師会によると、日本国内で動物の体内に装着したマイクロチップの副作用、ショック症状などについての報告は、今までに1件も寄せられておりません。
情報源:http://nichiju.lin.gr.jp/aigo/index.html

埋め込み方法

マイクロチップは動物病院で獣医師に装着してもらう必要があります。一般的な皮下注射とほとんど変わらないため、動物への負担は少ないです。
装着部位は、犬や猫の場合首の後ろ(背側頚部)の皮下が一般的です。装着する時期は、個体差があるものの、犬は生後2週齢、猫は生後4週齢から装着ができると言われています。
また、マイクロチップを埋め込んだ後、必ず飼育者情報の登録手続きをする必要があります。飼育者情報を登録しないと万が一迷子になった際に誰が飼育者なのかが分からなくなってしまうため、お気を付けください。

まとめ

マイクロチップは、「家の中だけで飼っているから必要ない」と思いがちですが、いつどんな状況で迷子になるかは分かりません。
災害時のことを考えても、確実になくならないマイクロチップでペットと離れ離れにならないようにしておきましょう。

 

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