犬猫の癌に分子標的薬

犬猫の癌に分子標的薬について

分子標的薬とは、犬猫の癌　細胞の原因となる特定の分子を標的にし、分子の働きを阻害することで治療効果を高める薬です。犬猫の癌に使う従来の抗がん剤は正常な細胞にも影響を与えるため副作用が問題でしたが、分子標的薬は正常細胞への影響を最小限に抑えることができるため、副作用が少ないです。

外科手術による治療が難しい、化学療法の効果が乏しい、犬猫の癌の治療にご提案しております。

犬猫の癌細胞だけに攻撃を加え、正常細胞は攻撃しません

当院で処方している　犬猫の癌に処方する、タイケルプ錠

1日1回の投与で1回500円～1500円程度で処方しております。

現在まで　タイケルプの処方が報告されている犬猫の癌

膀胱腫瘍、前立腺腫瘍、乳がん、猫の肉腫、犬の骨肉腫　猫の消化管腫瘍　等

Lapatinib as first-line treatment for muscle-invasive urothelial carcinoma in dogs.

Language: English

Sci Rep. January 2022;12(1):4.

参考文献：

Lapatinib Treatment for Refractory Malignant Tumors in Dogs and Cats

2023 VCS Annual Conference

Current Oncology Literature: Changing How We Practice

2022 ACVIM Forum

Antitumor Effect of Lapatinib in Canine Transitional Cell Carcinoma Cell Lines (Abstract O11)

ACVIM 2018

Lapatinib Inhibits Canine Osteosarcoma Tumor Initiating Cell Growth

Veterinary Cancer Society Conference 2014

Safety and Toxicity of Small Molecule Inhibitors in Dogs with Spontaneously Occurring Malignancies—The Use of Real World Data

2020 VCS Virtual Conference

HER2陽性犬前立腺癌細胞株に対するラパチニブの抗腫瘍効果https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11199751/

ERBB2 V695変異を有するグレードIIおよびIIIの肺癌の治療におけるラパチニブ：予備データ
獣医癌協会2022年中間会議

乳がんの脳転移の併用療法のためのパクリタキセルとラパチニブを配合した二重標的ミセル。

Sci Rep. 2

022年2月;12(1):2610.

ラパチニブの抗腫瘍効果は PI3K および MAPK 経路に関連している：ヒトおよび犬の前立腺癌細胞における分析。PLoS One. 2024年1月;19(4):e0297043.

生体内犬モデルを使用して評価した腫瘍心臓病に対するラパチニブの正確な安全性薬理学研究。

Sci Rep. 2020年1月;10(1):738.

犬と猫におけるチロシンキナーゼ阻害剤（ラパチニブ）の薬物動態プロファイルの比較
2023 VCS年次会議

猫の EGFR1/HER-2 陽性進行性消化管間質腫瘍の治療におけるラパチニブの安全性と実現可能性。

Braz J Vet Med. 2025 年 1 月;47(0):e001825。

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