こざわ犬猫病院

犬のワクチン予防接種

犬のワクチン予防接種 について


愛犬の健康を守る!安心・安全なワクチン接種で副反応のリスクを最小限に


「いつからお散歩行ける?」愛犬のワクチン接種スケジュールと注意点

元気いっぱいの愛犬と、早くお散歩に行きたい!他のワンちゃんとも交流させたい!そう願う飼い主さんは多いはずです。しかし、子犬のワクチン接種は、愛犬の健康を守る上で非常に重要です。

当院では、愛犬を様々な感染症から守るため、以下のスケジュールで混合ワクチン接種をおすすめしています。

  • 生後2ヶ月: 5種混合ワクチン
  • 生後3ヶ月: 7種混合ワクチン
  • 生後4ヶ月: 7種混合ワクチン

その後は、1歳以降、毎年7種混合ワクチンを接種していきます。

【重要】お散歩やトリミングデビューは、3回目のワクチン接種から2週間後以降にしてください。ワクチンによる十分な免疫がつくまでに時間がかかるため、この期間は人混みや他の犬との接触を避け、感染症から愛犬を守りましょう。

知っておきたい!犬のワクチン副反応と当院のこだわり

ワクチン接種は、愛犬の健康を守るために不可欠ですが、稀に副反応が起こることがあります。「うちの子は大丈夫かな?」と心配な飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

犬のワクチン副反応は、主にワクチンに含まれる以下の成分が原因とされています。

  1. チメロサール水銀
  2. アルミニウムアジュバント
  3. BSA(牛血清アルブミン)

これらの成分は、接種後のアレルギー反応だけでなく、甲状腺機能低下症などの様々な免疫疾患を発症する可能性も指摘されています。特に、甲状腺機能低下症の原因となる可能性のある「サイログロブリン抗体(Ab)」は、ワクチンに含まれるBSA(牛血清アルブミン)が関与している可能性が示唆されています。(J. キャサリン・スコット・モンクリーフ氏らの研究による)

そこで当院では、愛犬により安全なワクチン接種を提供するため、使用するワクチンに徹底的にこだわっています。

当院で使用しているワクチンは、以下の特徴を持つ、国内で最も安全性の高いE社のワクチンです。

  • チメロサール水銀: 不使用
  • アルミニウムアジュバント: 不使用
  • BSA(牛血清アルブミン)の量: 国内最低量

私たちは、大切なご家族である愛犬が、安心してワクチン接種を受けられるよう、成分にも細心の注意を払っています。

愛犬のワクチン接種について、ご不安なことはありませんか?

ワクチン接種は、愛犬の生涯にわたる健康を守るための大切なステップです。副反応のリスクを最小限に抑え、最大限の免疫力をつけるために、ご不明な点やご不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

 

犬ワクチンBSA含有量
BSA牛血清アルブミンの量

犬ワクチン注射が甲状腺機能低下症の原因の可能性。

甲状腺機能低下症の原因サイログロブリン抗体 (Ab) が犬ワクチンに含まれるBSA牛血清アルブミンの疑いがありますので、BSAが可能な限り少ないワクチンが望ましいです。ペット犬および研究犬における定期ワクチン接種後の抗サイログロブリン抗体の評価 J. キャサリン・スコット・モンクリーフ 獣医 MB、MS、DACVIM

犬のワクチン副反応

名古屋夜間救急動物病院 こざわ犬猫病院☛アクセス

犬と猫のワクチン接種に関する2024年ガイドライン – 世界小動物獣医師会(WSAVA)のワクチン接種ガイドライン

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