犬と猫のニコチン中毒
犬と猫のニコチン中毒 について
最終更新日 : 2026年2月15日
犬と猫のニコチン中毒;たばこ、たばこの吸殻、ニコチンガム、パッチ、電子タバコには 二コチンが豊富に含まれており、小さな吸い殻でも深刻な病気や小さなペットの死につながる可能性があります。たばこの吸い殻には、元のたばこに含まれるニコチンの 25% が残っています。

目次
犬と猫のニコチン中毒を起こす原因と量
注意すべき「ニコチン含有製品」リスト
ニコチン中毒の原因は、従来の紙巻きタバコだけではありません。特に近年は加熱式タバコの誤食が急増しています。
- 加熱式タバコ(IQOS、Ploom TECHなど) スティックに含まれるタバコ葉の密度が高く、少量でも重症化しやすいのが特徴です。また、本体の誤飲による窒息や電池の危険も伴います。
- 電子タバコ(VAPE)の液体リキッド 高濃度のニコチンが含まれている場合があり、数滴舐めただけでも小型犬にとっては致死量になる恐れがあります。
- ニコチンガム・ニコチンパッチ 禁煙補助剤にもニコチンが含まれています。ガムは甘い香りがするため、犬が喜んで食べてしまうリスクが高く注意が必要です。
- 吸い殻が入った灰皿の水 ニコチンは非常に水に溶け出しやすいため、灰皿に溜まった「茶色の水」を舐めるのが最も危険です。
- タバコの吸い殻(散歩道など) 自宅だけでなく、散歩中の「拾い食い」にも注意が必要です。
ニコチンの毒性量は、体重 1 ポンド(454g)あたり 0.5 ~ 1 mg ですが、致死量はペットの体重 1 ポンドあたり 4 mg です。たばこの種類にもよりますが、1 本には 9 ~ 30 mg のニコチンが含まれています。たばこを吸うと、ニコチンが口の端に集中します。つまり、たばこの吸い殻には、元のたばこに含まれるニコチンの 25% が残っています。
・葉巻: 最大 40 mg のニコチン
・噛みタバコ: 1 グラムあたり 6 ~ 8 mg のニコチン
・ニコチンガム:1個あたり2~4mgのニコチン
・ニコチンパッチ:ニコチン8.3~114mg
・電子タバコのカートリッジ: ニコチン 6~36 mg
電子たばこ
国産の電子タバコにはニコチンが含まれていないはずですが、輸入電子タバコにはニコチンが含まれている可能性がありあます。小型犬は20㎎で致死的になる可能性がります。ニコチンが含まれていても内容物が放出されるまで時間がかかることあり、症状が出るまでに数時間かかることもあります。

ニコチン中毒症状はよだれ、下痢、嘔吐、落ち着きがなくなる、呼吸増加です
重症では意識障害、けいれん 震え、高血圧 痙攣です
さらに重症になると 不整脈から心停止します。
犬と猫のニコチン中毒 の症状
摂取後 1 時間ほどで始まります
・振戦 ふるえ
・よだれ
・興奮
・嘔吐と下痢
・けいれん、発作
・心拍数が遅くなる
・循環虚脱
犬と猫のニコチン中毒 の治療
ニコチン製品を摂取してから時間が経っていない場合 (1 時間程度)は、嘔吐させます。活性炭を投与して毒素を吸着させます。その後の治療は基本的に対症療法になります。体がニコチンを取り除く間、静脈内輸液をおこないます。発作や振戦が発生している場合は、それらを抑えるために薬が必要になります。
タバコ・液体リキッドを誤飲した場合は、今すぐお電話ください!
【よくある質問:中毒の危険量と費用】
Q:どれくらいの量で命に関わりますか?
A:ニコチンの致死量は、犬や猫で**「体重1kgあたり1〜2mg」**です。一般的なタバコ1本には10〜20mgのニコチンが含まれているため、**小型犬や猫なら1本食べただけで致死量を超える恐れ**があります。特に加熱式タバコのリキッドは吸収が非常に早く、極めて危険です。
Q:治療費はいくらかかりますか?
A:食べた直後で症状が出る前であれば、**催吐処置(吐かせる処置)や皮下輸液で3万円程度**です。既に震えやけいれん等の症状が出ており、入院して点滴や循環管理が必要な場合は、総額で十万円以上の費用がかかる場合があります。一刻を争うため、迷わずお電話ください。
厚生労働省の注意喚起はこちら→厚生労働省



