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第8回 「狂犬病」

2007/09/03


2月に入りましたね。ワンちゃん猫ちゃんは、どのようにお過ごしでしょうか?元気にお家の中や外を駆けていることでしょうね。
2月といえば、 学生で卒業を間近にしている方は、入試や友達との思いで作りに1日1日を大切に過ごしている事でしょうね。(後悔しないようにたくさんいい思い出をつくっ てね。)あと2月のイベントといえば、節分、バレンタインデー、とありますよね。節分は大豆を使うから(節分の日に落花生を使うところがあるらしいよ。ど この県だろうね。)バレンタインの日は大好きな人にチョコレートを渡しますよね?好きな人または愛している人に手作りのチョコレートを作っている時にワン ちゃん猫ちゃんに食べられないようにしてくださいね。ワンちゃん猫ちゃんがチョコレートを大量に食べると中毒を起こして大変なことになりますから・・・。 もし、チョコレートを舐めたり、食べたらすぐに病院に電話をし、相談するか来院して下さいね。お願いします。
さて今回のテーマは狂犬病です。ワ ンちゃんがいるご家庭には毎年3月から4月にかけて保健所の方から『狂犬病接種の時期ですよ』というハガキが来ます。そのハガキには区が指定する公園や病 院で狂犬病予防接種をしてくださいと書いてあると思います。今回、ここでは狂犬病がどんな病気なのかを説明します。また、国がどういう理由で狂犬病のワク チン接種を義務づけているのかを理解してもらえたらいいなと思っています。

0.はじめに
日本では戦後、狂犬病の発生はありませ ん。この理由として、日本の公衆衛生が整ったことや、日本は島国であり他の国々から狂犬病のウイルスが入りにくい環境であることが大きいのですが、お隣の 韓国をはじめとするアジア諸国やその他世界中の国々では狂犬病の発生(犬でも人でも)は見られます。今もなお世界中では何万人もの人が亡くなっています。 狂犬病ウイルスはほとんどの哺乳類に感染するので犬以外の動物(たとえばアライグマ)から人に感染することも十分に考えられます。いろいろな動物が日本に 輸入されている中で、狂犬病が日本に入ってくる可能性があります。身近なパートナーであるワンちゃんと私たち人間の安心のために狂犬病予防接種を受けてく ださい。

1.症状(犬)
目的もなく動き回ったり、吠えたりするようになります。また、目に入るものはなんでも噛み付くよう になります。また、のどが麻痺するために食べ物や水を飲み込めなくなり、よだれが大量に出ます。そして、立ち上がって歩くことも困難となり、やがて昏睡状 態となり死亡します。また、攻撃的にならず、麻痺症状のみの場合もあるのでおとなしそうな犬にも注意が必要です。

2診断(犬)
これまでの生活環境や症状から狂犬病の疑いを基本的に確定診断は難しくワンちゃんの死後、解剖して脳を調べます。
3治療(犬)
狂犬病と仮に診断(他の病気の可能性がない場合)されても、発病した場合は有効な治療法はありません。
4予防方法(犬)
一度犬の飼育登録を役所に行った方は狂犬病予防接種の案内が送られてきます。区ごとに防接種会場が指定されていますので、そこでワクチンを接種することができます。
毎 年病院で混合ワクチンを打たれている方はおわかりだと思いますが、狂犬病ワクチンによってもワクチンアレルギーが出るワンちゃんもいますので、過去にワク チンアレルギーが出たことがあるワンちゃんや、予防接種会場の日にちと都合が合わない場合、またワクチンアレルギーが心配な方は病院での予防接種をおすす めします。もし、予防注射会場で接種して、体調がおかしとか、いつもと様子が違うと思われましたら、一度病院まで連絡をしてください。また、病院では1年 中狂犬病ワクチンを接種することもできますので、分からないことや聞きたいことがありましたら病院まで、連絡をしてください。

次に人の場 合です。基本的に日本国内では発症した例は戦後ありませんが、今の時代、外国に旅行に行かれる方が多いと思います。旅行先の衛生面が不安で、旅行先で動物 と触れ合う機会がある方は、旅行前に人の医療機関で相談するか、狂犬病ワクチンを接種して行かれると安心だと思います。人の場合、ワクチンは複数回接種す るのが基本となっていますので前もって調べて行動してくださいね。
また、旅行先で狂犬病の感染の疑われる動物に咬まれたらまず、傷口を流水と石 鹸で十分に洗浄して下さい。さらに医療機関でワクチンを5~6回接種します。人の場合1~3ヶ月の潜伏期間がありますから咬まれた後は落ち着いて行動を とってくださいね。人の場合も発症すると有効な治療法はありません。
最後に今日の獣医学では有効な治療法がないものがいくつもあります。しかし、ワクチン接種により予防方法が確立されている狂犬病、フィラリア、混合ワクチンといったものです。
自分たちの大切な家族である、ワンちゃん猫ちゃんを守ってあげることも、可能なのでこれを機会にあらためて考えてほしいなと思います。

by。 ZEPP


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